日本から移動中

８月６日　日本から移動中

本日。いよいよニュージーランドに出発だ！夕方の便で行くので、朝は適当に準備してたのだが。そんな中、突然ヒヨコから電話がかかってきた。私が１ヶ月も日本にいなくなるから、寂しくなったのか？しかし、ヤツは相変わらず憎まれ口を叩くのだ。

ヒヨコ「ＮＺって紫外線が多いんやって～。オゾンホールあるもんな～。皮膚癌の発症率も高いらしいよ～」
私「だからさあ、何で出発直前になってそういうこと言うの！？」
ヒヨコ「あ、でもお前だったら紫外線でちょっとくらい皮膚が荒れたって、今と大して変わらへんて～」

・・・相変わらずムカつくヤツだ！そう、ヤツはこういうどうしようもなくなってしまったときに限って、何らかの嫌味を言ってくるのだ。

以前、こんなことがあった。これは私がまだヒヨコと付き合う前。私とヒヨコとＴＫさんと３人で飲みに行ったのだ。時刻は夜の１１時ごろ。そこでピザを頼んで、それを適当に食べてたのだが。半分くらい食べたところで、ヒヨコがこんなことを言うのだ。

ヒヨコ「この時間にピザなんか食べたら絶対に太るよな～」

皆さん、お分かりだろうか？ヒヨコの私に対するあまりにも冷徹な仕打ちが。もし、ピザを食べる前に言われてたら？そしたら私はヒヨコにピザを押し付けるだろう。また、食べ終わった時に言われてたら？そしたらヒヨコをしばいてお仕舞いだ。もう終わったことはどうしようもないんだしね。
しかし、半分くらい食べたところで言われたら？流石に相手がヒヨコと言えども、一応は先輩だ。しかもこの頃はまだ付き合っていない。となると、食べかけのものを押し付けるわけには行かないではないか。しかし、食べる気は失せている。かと言って、残すのも店の人に悪いし。つまり、わだかまりを抱きながら、私はピザを最後まで食べなければならないのだ。

皆さん、分かるだろうか？
この男の性格の悪さが！！！

そして今日もまた、同じような仕打ちを受けた私。おのれ貴様～！

そう思いつつも、このタイミングで電話をかけてきてくれたのは、かなり嬉しかったりしたけど。。。

私「そういやね、語学学校の人が空港まで迎えに来てくれるんやけど、私その人がどんな人か分からんし、向こうも私が日本人ってことしか分からんのよね～。無事に会えるかなあ？」
ヒヨコ「それって。。。お前、知らん人に適当についてったらあかんで！ちゃんと語学学校の人かどうか、英語やけど確認せな！」
私「・・・」

またしても子供扱いされた。。。＿|￣|○

とりあえず、荷物をスーツケースに詰め終えて。そこでスーツケースの重さを量ってみることにした。20kgを超えたら追加料金を取られちゃうからね。で、量ってみたところ・・・19kg前後！ギリギリセーフだったぁ。。。しかし、帰りにお土産とか買ったらどうしようかなぁ。１～２kgくらいなら見逃してくれるとも聞いたけど。。。韓国の航空会社は結構厳しいかも知れないとも聞いたし。。。

まあ、それは帰るときに考えることにしよう。とにかく思いスーツケースに加え、右肩にうちのLavieちゃんを、左肩にヒヨコから貰ったフランス製のバッグを抱え、さらに私自身はコートを着込みながらスーツケースを押してバス停へ向かった。っていうか、この真夏にコート着てるって、なんか金田一少年の事件簿に出てくる怪しい人みたいじゃん！

そんなことを思いつつも、コートを入れるスペースがなくて。スーツケースに押し込むことは出来たのだが、もしかしたらスーツケースはタウポまで行かなきゃ手元に戻ってこないかも・・・と言われてて。やっぱりオークランドに着いた時点でコートは着ておきたいから。日本の夏の暑さを我慢して、コートを着ていくことにしたのである。

んで、なんとか関空に到着～。そこでさっさとチェックインを済ませ、それから外貨両替だ。ＹＫさんに教えてもらった銀行で両替をしてみた。うんうん、なかなかいいレートで両替が出来たよ。クーポンも持ってたしね。それが終わるとあとはすることがないので暇～。暇つぶしにヒヨコにメールを送ってみたけど、返事が来ない。ちょっと凹。

仕方がないので、搭乗口付近で読みかけの本を読み進めてみる。そして時間が来たところで、ソウル行きの便に搭乗してみた。そしてしゅっぱ～つ！

機内にて。乗務員が『入国手続きの用紙は必要ですか？』と片言の日本語で聞いてきた。なんだコレ？と思い、私は『それって必要なものなんですか？』って聞き返してみたら、なんか困ってる添乗員さん。すると、隣に座ってた女の人が『韓国に入国するんですか？だったら必要ですよ？』って言うので、貰ってみることにした。でもよくよく考えたら、私韓国ですぐに乗り継ぎするから、必要ないんだったりして。。。

まあとにかく、それがきっかけで隣の女の人と話をしてみた。聞いてみると、どうやら同志社の経済系の院生らしい。しかも実は韓国人で、日本に長いこと留学しているのだと言う。だから流暢な日本語を。。。

それで、色々聞かれるわけですよ、私も。

韓国人「今修士の2回生？」
私「はい」
韓国人「じゃあ就職は？」
私「○×株式会社に決まってます」

私がそういうと、なんか知らんけど韓国人は○×株式会社を絶賛してくれた。彼女曰く、○×株式会社は世界的にかなり有名だという。しかも彼女自身の個人的な考え方に基づいて○×株式会社を分析した結果、かなりいい会社で、大好きな会社だと言う。っていうか、私より○×株式会社に詳しいし・・・○×株式会社も私なんかじゃなくてこういう人を採るべきじゃないのだろうかとちょっと思ってみたりした。

韓国人「語学学校で1日どれくらい英語を勉強するの？」
私「（え～っと、確か…）６～７時間くらいだったと」
韓国人「え・・・あなた、やる気あるんですか？」

・・・え？
す・・・少ないのかな？６～７時間って。。。院生たるもの、英語はもっと極めとくべきだと言いたいのか？でも、この人も英語はかなり苦手とか言ってるけど。。。

そこでちょっと話を進めてみて分かったことは。おそらく、『すごくやる気ありますね～』ってニュアンスのつもりで言ったみたいだった。いや～、ここで出ましたね、言語の解釈のギャップが。言語って何通りにも取れるから、気をつけんとね、やっぱし。

韓国人「正直、院生に見えませんよね？アメリカとかでお酒買うときとか身分証明書求められますよ、多分」
私「…（またしても子供扱いされた…）＿|￣|○」

東洋人は西洋人よりも若く見える上に、私は東洋人の中でも童顔だからね。。。そりゃ～とんでもなく若く、いや、幼く見えるんだろうなぁ。。。

どうやったら大人の女性になれるんでしょうか？

とりあえず、航空写真の1枚くらい載せてみるかな。

気分は天空のラピュタだね。

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